ゴルフ72のコツ
初心者でもお金を掛けず、最小限の練習でゴルフが上達するコツを紹介します。

クラブメーカー毎の特長比較

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ゴルフクラブは、様々なスポーツ用具メーカーが販売しています。

ゴルフの物理の解明と工業技術の進歩で、メーカー毎の性能差はさほど大きくはありません。例えばゼクシオの7番アイアンが150ヤード飛ぶ人が、IGNIO(ゴルフ5のプライベートブランド商品)の7番アイアンで打って130ヤードしか飛ばない・・・なんて事はありません。

しかし構えた時の見た目や、振ったときのシャフトのしなり具合、クラブの重さ、芯の位置のわずかな差などにより、人によって打ちやすいクラブ、打ちにくいクラブというのは存在します。当然、クラブの造形・格好良いと思う感覚も人それぞれ違います。自分のフィーリングにピッタリ合うクラブを探す事も、ゴルフの楽しみの一つです。

そんなブランド・メーカーを比較した勢力図を作ってみました。縦軸は新品の値段、横軸がゴルフクラブとしての知名度です。厳密なランク付けではないので、上下左右の多少の順位は余り気にせず、おおざっぱに各メーカーの立ち位置を捉える程度であるとお考え下さい。またメーカーの特長も、当サイト管理人の独断偏見が混じっているかも知れないので、ご了承を。

ゴルフクラブメーカーの勢力図

日本で最も有名なゴルフクラブは、表の右上に位置しているダンロップの「ゼクシオ」シリーズです。日本のアベレージゴルファーのスイングに合うように設計されているので、ネットの口コミでも「打ちやすい」との評判が多いクラブです。

但しゼクシオは値段が非常に高いのがデメリットです。中古品になっても値下がり率が他のメーカーよりも明らかに少なく、とにかく高価です。また一部には「老人向けのクラブだ」と揶揄する口の悪いゴルファーも居ます。それは言い過ぎにしても、例えるなら高級車でいうところの、ポルシェやフェラーリのようなスタイリッシュな感じではなく、セルシオやシーマのような重厚なイメージを、多くのゴルファーが感じていると思います。更に詳しい解説は、ゼクシオが人気な理由のページをご覧下さい。

ゼクシオと並ぶ和製高級クラブメーカーとしては、2015年賞金女王=イ・ボミや、2014年賞金王=小田孔明らが契約する本間ゴルフです。本間は色んな意味で尖っているメーカーで、例えば通常は9番アイアンの一つ下はピッチングウェッジですが、本間のアイアンセットでは「10番アイアン」となっています。

単に表記が違うだけですが、わざと他のメーカーと一線を画す戦略を採っており、独自のブランド価値を構築しようとしていますね。例えるなら、英国の金融新聞・フィナンシャルタイムズがピンク色の紙を使って他紙との差別化をはかり、評判を高めている事と同じでしょうかね。本間の中古クラブは流通量が極端に少なく、滅多にショップで見られませんが、これはユーザーがクラブを乗り換えない=ブランド戦略が上手くいっている証拠かもしれません。

大きなゴルフショップでも有名メーカーのクラブが扱われているとは限りません。例えば本間のクラブは、ビクトリアゴルフではよく販売されていますが、ゴルフ5では見かけません。本間は直営店と一部のゴルフショップだけに販売を限定し、ブランド価値を高める戦略を取っているのです。

初心者は外資メーカーより日本メーカーが合う?

右中央あたりに外資系メーカーが偏っています。特にナイキ・テーラーメイド・キャロウェイは「外資御三家」と呼べる位に普及率が高く、人気のメーカーです。アスリート系のゴルファーは、テーラーメイドやキャロウェイを使っている比率が高いですね。

※注意;2016年8月、ナイキはゴルフクラブ事業からの撤退を表明しました。ナイキの広告塔だったローリー・マキロイはテーラーメイドと契約しましたが、タイガーウッズはまだ未定なようです。

ピンやタイトリストも外資系の有力メーカーですが、御三家と比較すると若干人気も落ちます。タイトリストは、ゴルフボールでは最大手の存在です(プロの使用率が1位)。しかし、ボールの評判と比べれば、クラブの人気はイマイチといえます。

外資メーカーの特長は、後述する日本メーカーと比較して若干ハードスペックな傾向です。初心者向けのシリーズもリリースしてますが、それでもヘッドが小ぶりで難しく見えたり、ヘッドスピードがある程度速くないと球が上がりづらいとの口コミが多いです。

また外資メーカーのクラブはモデルチェンジのサイクルが早く、1年毎に新製品が発売されたりもします。そして旧製品の値下がり率が大きい傾向にあります。中古ショップに行けば、特にテーラーメイドやタイトリストは半額以下に値引きされた中古品や新古品(未使用クラブ)が大量に見受けられます。日本法人が過剰生産だの、本社から生産ノルマを押しつけられているだの、ネットでは様々な口コミが飛び交っていますが、正確な理由は不明です。しかし1世代前のクラブなら、かなり格安に買える点は大きなメリットと言えます。

一方で、ミズノ・ヤマハ・ヨネックス・ブリヂストンなどの日本メーカーは、会社の知名度の割にはゴルフクラブでのシェアは強くないです。例えばミズノは、上級者にはアイアンのMPシリーズなどで人気が高いですが、アベレージゴルファー向けのクラブが少ないのでトータルシェアはさっぱり駄目です。ですが日本メーカーは(欧米人に比べて小柄で非力な)日本人にあわせてクラブを設計されているので、初心者でも打ちやすい仕様な傾向があります。

図の左上には、シェアは低いが個性的なクラブ作りを続ける、日本メーカーが名を連ねます。プロギア=横浜ゴム、ONOFF(オノフ)=ダイワ精工、マジェスティ=マルマンが親会社ですが、ミズノやブリジストンのような資本力・知名度はありません。ですが、お洒落で格好良いクラブを作るので、一部のファンから絶大な人気を得ています。

アイアンをユーティリティ形状にして飛距離増大を実現したプロギアのEGGシリーズや、ルール適応外ながら金光りする高反発クラブを出すマジェスティ=プレステジオシリーズなどが有名ですね。これらのメーカーは、新品は高価ですが、中古クラブはかなり値下がりが大きい傾向にあります。なお、個性派ゾーンの中でも更に極地にいるカタナゴルフについては、別途特集ページを計画しております。

そして図左下のリーズナブルゾーンのメーカーです。ここに属するクラブは知名度が低く、ショップによっては全く売られていない場合もあります。例えば「コブラ」と聞いてもどこのメーカーやねん?と思いますが、実はプーマのゴルフ部門です。スポーツメーカーとしては超有名なプーマでも、ゴルフブランドとしてはイマイチだったりするのが面白いところです。その分、このゾーンのメーカーは価格は安く、中古品ともなればアイアン6本セットが1万円台などざらにあり、非常にコスパが良いと評判は高いです。

ゴルフ5のオリジナルPBクラブの性能は?

そしておそらく日本で最も安価なゴルフクラブなのが、IGNIOやTRYFITといったゴルフ5のPB(プライベートブランド)シリーズです。安い分性能が劣るのかと言われれば、実は大手メーカーと比較しても大して変わりません。ミズノにせよナイキにせよ、ゴルフクラブの大半はOEM生産(中国や台湾などの製造専門の企業に外注されて作られている)からです。そして2015年現在、クラブの技術革新はある程度行き着くところまでいっており、むしろルール規制によって飛距離やスピン性能が抑えられています。

ですから冒頭で述べたように、ゼクシオだろうがゴルフ5だろうが、大きく性能が変わることはありません。但し、ゴルフ5のクラブはブランド力が無く、ある程度やりこんでいるゴルファーからは「初心者や無知な奴が使う安物クラブ」と見られ、馬鹿にされがちです。要は、安くて性能面では問題ないが、とても格好悪いという訳です。

お洒落もゴルフの一部だと思う人から見れば、論外の存在でしょう。接待ゴルフの場で使っていれば、得意先から悪い評判が立つかも知れません。しかし格好など一切こだわらず、とにかく安く抑えたい人、あるいは上達して買い換える事が前提の初心者なら、IGNIOやTRYFITを選ぶ価値はあると思います。

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