ゴルフ72のコツ
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ウェッジやショートアイアンで左へ引っかける原因

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アマチュアゴルファーは「9割がスライス癖がある」などと言われますが、これはあくまでドライバーに限っての話です。ウェッジ(AWやサンドウェッジ)や8番以下のショートアイアンでは、逆に左へ引っ掛ける癖がある人も非常に多いです。

ドライバーにスライスしやすい理由があるように、ショートアイアンやウェッジにも引っ掛けやすい物理的な理由が存在しますので、ゴルファーなら必ず理解しておくべきです。

短いクラブで引っ掛けやすい最大の理由は、そもそもアドレスした時点でフェースが左を向いている・・・というミスが生じやすいからです。ゴルフクラブは、ロフトが寝ている(角度が大きい)ほど、フェースの向きが狂いやすいのです。特にウェッジは、リーディングエッジが打ちたい方向と正しく直角になっているように見えても、ソールが水平になっていないと、フェースの向きが左右にズレる・・・という厄介な性質があるのです。

上記の動画のように、ウェッジのフェース面に方向を指すもの(ゴムティーなど)を付けて検証すれば、一目瞭然です。クラブヘッドのトゥ側(先っぽの方)が浮いていると、フェースは物理的に左を向いてしまうのです。

しかもこの現象は、ロフト角が寝ているクラブほど大きくなるのです。7番アイアン以上(ロフト角30度未満)では影響は小さいですが、AWやサンドウェッジのようにロフト角が50度を超えるクラブだと、僅かにトゥ側が浮くだけでも、フェースは相当に左を向くことになるのです。

ゴルファーなら、誰もが「つま先上がり」から大きく左へ引っ掛けるミスをした経験があるでしょう。つま先上がりのライでは、普通に打てば絶対にトゥ側が上がった状態でインパクトするので、フェースがとんでもなく左を向く事になるからです。平らな地面からでも、インパクト時にトゥ側が浮いたり、ヒール側から刺さるようにダフると、つま先上がり同様にフェースが左を向くから、チーピンのような酷い引っ掛けが起きるのです。

上記の動画で三觜プロが言うように、実は上級者でも「アドレス時から実はフェースが左を向いている」というゴルファーは非常に多いのです。引っかけが多い人は一度、自分のアドレスでフェースが被っていないか、厳密に確認してみるべきです。

特に身長が低い人は、自然にアドレスするとトゥ側が浮きやすいので、要注意です。日本市場向けのゴルフクラブは、平均的な日本人の身長(170センチ程度)を想定したライ角になっているので、160センチ程度の人ではそもそも合わないで当然なのです。

プロゴルファーは契約メーカーが特注でセッティングするので、例えば故・杉原輝雄プロのような160センチ前後の小兵だろうと、ダスティン・ジョンソンのような身長190センチ以上の大男だろうと、ぴったりのクラブを使えるのです。
日本でもUS仕様の輸入クラブが売られていますが、ライ角等がアメリカ人の体格に合わせた造りなので、相当に人を選ぶクラブです(大柄な人でないと使いずらい)。

ジュニアゴルファーなら、将来的に背が伸びてライ角が合い、引っかけが自然に治る可能性もあります。しかし大人のプレーヤーは、軟鉄アイアンのようにライ角調整できるクラブを選ぶか、そもそも「引っ掛かるのが自然なのだ」と想定してプレーするしかありません。

カーボンシャフトのアイアンだと、ウェッジを引っ掛けやすい

ピッチングウェッジまでは引っかからないけど、アプローチウェッジから下は左へ曲がりやすい」というアマチュアゴルファーも少なくないでしょう。これはシャフトがカーボン製のアイアンセットを使っている人に、特に起こりやすいエラーです。

市販されているAWやサンドウェッジはほぼ全て、シャフトはスチール(鉄製)なので、アイアンセットとの感覚のズレが起きる事が原因です。

カーボンシャフトは「しなり」が大きいので、インパクト前後でヘッドの先側が垂れる「トゥダウン現象」が起きやすいです。よって、フェースが少し右を向きやすいので、引っ掛け癖が物理的に相殺されるのです。

★関連ページ;トゥダウン現象の原因と影響を無くす方法

一方でスチールシャフトは、カーボンよりもしなりが少ない(ドゥダウン現象も遙かに小さい)ので、アドレスでフェースが被っていれば、そのまま左へ引っ掛けやすいのです。ちなみにクラブのシャフトは、固さが同じ「S」と表記されていても、材質やメーカー毎に全然しなり方が異なります。カーボンは明らかにスチールよりもしなりが大きいのです。

加えてスチールシャフトは重いので、ヘッドが垂れやすい(ヒール側からダフリやすい)ので、余計にフェースが被りやすいという問題もあるのです。

ショートアイアンやウェッジで左へ引っかける原因まとめ
・そもそもアドレス時からフェースが被っている人が多い
・ロフト角が大きいクラブほど、フェースが左を向きやすい
・カーボンシャフトのアイアンの人ほどウェッジの引っ掛けに要注意

まずはアドレス時からフェースが被って左を向いていないか?厳密に確認することです。もしフェースは真っ直ぐなのに引っ掛ける・・・という人は、原因はクラブやアドレスではなく、スイングに問題があるという事です。

アマチュアゴルファーの大半が、ダウンスイングで右肩や右腰が突っ込む「アウトサイドイン」の軌道です。このスイング軌道だと、インパクトでフェースが被ると極端な引っかけ(チーピン)が出ますし、仮に真っ直ぐでもスライスします。プロゴルファーや上級者のような、インサイドから振り下ろす正しいスイング軌道なら、ショートアイアンやウェッジだけ引っ掛ける・・・というエラーを無くせます。

あと「ドライバーがスライスするから」ということで、手を過剰に返す癖のあるアマチュアゴルファーも要注意です。そんな人は「ウェッジは手を返さないように・・・」と思っていても、突然返す癖が出て左へ引っ掛けるミスを起こしやすいですから。

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