ゴルフ72のコツ
初心者でもお金を掛けず、最小限の練習でゴルフが上達するコツを紹介します。

ゴルフの消費カロリー

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ゴルフは他のスポーツ〜例えば野球やサッカーなどのように走る事が無いので、運動量は少ないと一般的には思われがちです。プロの野球選手やサッカー選手のほとんどが40歳までで引退しているのに対して、プロゴルファーは40歳代でツアー優勝する選手は沢山います。

また60代70代でプレーする人も多い事から、ゴルフは体力が不要、カロリー消費が少ない楽なスポーツだというイメージが定着しています。しかし実際には、ゴルフは意外に体力も使い、カロリー消費も決して少なくはない競技です。実際のデータを元に検証してみましょう。

ゴルフの消費カロリー

まずゴルフで1ラウンド(18ホール)を、プロのようにカートを使わず歩いて回ると、距離にしておよそ10キロ=約1万5千歩の運動量になります。18ホールの直線距離は6千〜7千ヤード(6000メートル前後)ですが、実際のプレーは一直線にはいきません。ボールの行方に合わせて左右に曲がりながら進む事になりますし、ホール間の移動距離も長い場合は100メートル近くあったりもします。ゆえにトータルでは、10キロくらい歩く計算になるのです。

カートに乗ってプレーした場合でも、1打ごとにカート道からボールまでの往復があり、またグリーン上でも歩測したり逆からラインを読んだりするため歩き回る事になります。万歩計を付けていれば一目瞭然ですが、カートでプレーしても1日で最低3〜4キロ(6〜7千歩)くらいは動くことになります。

しかも日本のゴルフ場は、河川敷コースなど一部を除き、9割方のコースが山の中にあります。結構なアップダウンがあるので、決して楽なウォーキングではありませんし、傾斜地で踏ん張りながらスイングしたりなど、意外と体力は使います。

1ラウンド1000kcal、ドライバーでスイング1回=1.2キロカロリー

週刊ゴルフダイジェスト(2015年11/3号)の調査によると、歩いて18ホールプレーすると、消費カロリーは2時間ジョギングしたのと同程度になるそうです。消費カロリーは体格によって異なりますが、体重70キロの男性が2時間ジョギングすれば、およそ1000kcal以上消費する計算になります。それと同じということは、意外に多くカロリーを消費していると思いませんか?

そしてゴルフで使うエネルギーは、ウォーキングですから所謂「有酸素運動」の類になります。ダイエットに有効だとされる有酸素運動は、一方で根気よく続ける事が困難な運動でもあります。10キロのウォーキングしろと言われてもしんどいと感じますが、ゴルフのラウンドなら楽しみながら有酸素運動も兼ねれるので、意外に健康的なスポーツなのです。

またゴルフでドライバーを1回スイングすると1.2キロカロリー、アイアンだと1.1kcalほど消費するそうです(出典は上記と同じ)。つまり打ちっ放し練習場で、一回素振りした後に1球打つというペースで100球も打てば、200キロカロリーくらいの消費量になる計算です。

ゴルフの消費カロリーまとめ
・1ラウンドの移動距離は平均10キロ、約1万5千歩なので、消費カロリーは男性で1000kcal以上(※カート使用だとこの半分程度)
・ドライバーを1回振る=1.2キロカロリー

このようにゴルフの消費カロリーは、意外に多い事が分かります。高齢者でも楽しめて、しかも健康作りやダイエットにも十分効果が見込めるという、素晴らしいスポーツですね。

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