ゴルフ72のコツ
初心者でもお金を掛けず、最小限の練習でゴルフが上達するコツを紹介します。

ゴルフ練習場(打ちっ放し)が混雑する時間帯と季節

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ゴルフが上達するには、いわゆる打ちっ放し練習場でレベルアップを図るのが基本です。「練習場マット(人工芝)はヘッドが滑って抜けるし平らなので、コースより簡単だ」「コースをラウンドするのが一番だ」と言う上級者も居ますが、これは間違いです。平らな練習場でまともに打てない人が、コースの傾斜地やラフから良いショットを打てる訳がないです。

よって打ちっ放しへ練習に行く事は、ゴルフが上達したければ腕前を問わず必須の行為だと言えます。そこで、なるべく快適に練習したい人のために、打ちっ放しが空いている〜逆に混んでいる時間帯をまとめてみました。

一般的な打ちっ放し練習場は朝6時頃に開店し、夜の22〜24時頃に閉店、というケースが多いので、当サイトでもその前提で話します。無論、混雑や空き状況は、地域毎〜練習場毎に差はあるでしょうから、あくまで平均像として捉えて下さい。

打ちっ放し練習場が混んでいる時間帯

まず平日ですが、朝イチ開店直後は、早朝にもかかわらずそこそこお客さんが入る時間です。コースでラウンドする前に、行きつけの練習場で軽く打ってから向かう・・・という人は意外に少なくないのです。また、毎朝2〜30球だけ打つのが日課になっているお爺ちゃんや、出勤前に練習する熱心な競技ゴルファーなどもおり、6時台は結構人が多いです。

しかしこの現象は開店直後だけで、7時・8時と進むうちに徐々に人が減り、朝9時前には完全にピークアウトし、一日のうちで最初のガラガラな時間帯になります。

その後、お昼に掛けて徐々に人が増え出し、昼休みから夕方に掛けて、第一の混雑のピークが訪れます。仕事の合間に球を打つサボリーマン、平日が休みの社会人、午前中にひと仕事終えて遊びに来る中小企業の社長のオッサン、ゴルフ部やサークルの大学生、スクールに習いに来る主婦や高齢者・・・などと、多様な人達が訪れてお昼から夕方まではかなり混み合います。

しかし16時頃を境に客が一斉に帰りだし、16〜18時は打ちっ放し練習場の「第二のガラガラ時間帯」に突入します。道路や電車も、夕方の時間帯に一気に混雑しますよね?昼間活動していた人達が、会社や自宅に戻り始める時間帯なので、練習場からも一気に客が帰り出すのです。

その後は、会社帰りのサラリーマンが押し寄せる19時〜20時頃に、第二のピーク時間帯となりますが、21時を回る頃には再びガラガラになります。

土日や祝日は少しパターンが異なり、朝イチに客が来るのは同様です。しかし祝日には午前中のガラガラタイムがほとんどなく、夕方までずっと混雑が続くことが大半です。その後は平日同様、17時前後に一旦客が激減し、19〜20時頃にやや増えますが、夜の時間は平日ほど客は増えません。やはり多くの人が、休日は昼間に活動して、夜は家で家族と過ごすからでしょうね。

夕方は空いているが、球の行方が見にくいので注意!

以上の事から、広々と気兼ねなくゴルフの練習をしたければ、平日なら早朝7時〜9時頃、夕方16〜18時頃、夜の閉店前、の3つの空いている時間帯が狙い目です。休日も夕方には客が減りますが、球が見にくいので、夜8時以降が断然のオススメタイムとなります。

注意点は、夕方〜いわゆる「薄暮」という時間帯は、打った球がメチャクチャ見にくくなります。ドライバーでかっ飛ばせば高確率で球を見失うので、夕方は50ヤード以内のアプローチショットしか事実上打てないのです。これは打席が逆光だろうが順光だろうが関係なく、どの向きであってもとにかく球の行方が見えなくなります。サングラスを掛けたりしても全く無駄です。

打ちっ放し練習場は夕方は空いているのですが「球が見にくくなる」というデメリットがある事には、注意が必要です。真冬なら5時を越えると既に暗くなっていて照明が灯っており、また真夏だと5時頃でも日が高いので、何とか球は見えます。しかし、春や秋の夕方の時間帯は、球の行方が見にくい事は注意しておくべきです。

最後に季節ごとの混雑具合にも触れておきます。上記の混み合う時間帯からも想像がつくとは思いますが、ゴルファーの行動は環境にモロに現れます。つまり季候の良い春先5月〜6月や、秋口の10〜11月には、打ちっ放し練習場にも人が増えて、非常に混み合います。

逆に、クソ暑い真夏の7〜8月や、寒くてクラブが握れない1〜2月頃は、練習場も空いています。そして、やはり夏はより暑い昼間が、冬はより寒い夜の時間帯ほど、客が激減します。

当サイト管理人の雑感ですが、季候の良くて激混みする時期と、激暑or極寒のガラガラな時期とでは、練習場の客数は2倍くらい差がある感じです。

しかし、ゴルフは練習をサボると簡単に腕前が落ちていくスポーツです。暑いだの寒いだのと理由を付けてサボる時期を作っては、上達は望めません。練習場によりますが、夏なら扇風機だけでなく、冷房の送風や水蒸気ミストなどで温度を下げてくれる店もあります。また日当たり具合や、周辺施設の環境によっても、打席での暑さ・寒さは大きく変わってきます。

お気に入りの打ちっ放し練習場を見つけて、皆がサボる時期に腕を磨く事で、ライバルに勝てる確率が高くなるはずです。上記の特性をふまえて、自分の行動範囲で最適な打ちっ放しを見つけ、快適に練習できるルーティーンをぜひ探してみて下さい。

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