ゴルフ72のコツ
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モー・ノーマンのハンマー打法

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ハンマー打法とは、カナダの伝説的プロゴルファー=モー・ノーマンの打ち方をベースに、物理学者のジャック・カーケンダル氏が体系化したゴルフ理論です。カーケンダル氏は40代の頃にハンマー打法を開発し、ハンデ12で頭打ちだった自身のスコアも伸び、アンダーパーを出せるまでに成長したと言います。

日本ではマイナーな存在ですが、北米では「シングルプレーン打法」などハンマー打法の流派に沿ったレッスンが、ある程度の勢力を持っています。

ハンマー打法は、ベンホーガンを中心とするボディーターンスイングとは全く異なり、リスト・腕を中心にスイングを行うというものです。ハンマーで釘を打つように、ゴルフボールも手の動きで打ちに行く方が合理的だという考え方です。そのため、ベースボールグリップで握る、アームローテーションを極力抑える、などの特徴があります。

以下、ハンマー打法のモデルとなったモー・ノーマン氏のスイング動画です・・・お世辞にも美しいスイングとは言えませんよね。しかしリー・トレビノやゲイリー・プレーヤーなど、多くの一流プロゴルファーが「史上最高のボールストライカーだ」と賞賛するほど、正確無比で力強いショットを打つプレーヤーでした。

★豆知識;モー・ノーマンの記録や伝説
コースレコード=33回
トーナメント優勝=55回
ホールインワン=通算17回
ベストスコア59(3回)〜うち1回は62歳で達成(いわゆるエイジシュート)
※エキジビションで7時間で1500球以上のドライバーを打ち続け、全てのボールが30ヤードの幅に収まり、最低でも225ヤード以上飛んでいた・・・など数々の伝説がある

ハンマー打法の特徴は、肘も手首も伸ばし切った状態てアドレスし、スイングプレーンがシャフトプレーンと一体化した「シングルプレーン」である事です。そのため、一般的なゴルフスイングの構えとはかなり異なり、素人目に見ても異質であることが分かります。この一見不格好なアドレスから、腰の捻転をあまり使わず、腕を積極的に使ってボールを叩くように打ち抜きます。

一般的なゴルフスイングが、ボディーターン・身体の回転でパワーを伝えるというコンセプトなのに対し、ハンマー打法ではボディーターンは最小限・その代わり腕(特に手首のコック)と体重移動を大きくして飛距離を出すというメカニックです。

ハンマー打法の内容〜基本的考え方
・肘も手首も伸ばし切ったハンドアップなアドレス
・握りはベースボールグリップ&パームグリップ&フックグリップ
・グリップは柔らかく握り、手首のコックの力を最大限に使う
・アームローテーションを行わず、右手のひらで叩くイメージで振る
・コンパクトなトップ=グリップは右肩の高さまでしか上げない
・スタンスは広く、体重移動が必須。頭は左右に動いて構わない
・下半身〜特に腰の回転を行わない(!)
・スイング軸という考えは無い(!)

ヘッドスピードはボディーターンではなく手首(コック)が生み出す

著者のジャック・カーケンダル氏によると、ゴルフスイングにおいてヘッドスピードの94%が右手が生み出している(!)といいます。彼の著書「ゴルフ 新ハンマー打法の驚異」の内容によると、ヘッドスピードの18%が腕の力で、実に76%が手首のコック(!)、体の横の動き(体重移動?)が1.5%で、ボディーターンは4.5%にすぎない、と書かれています。これは、ダウンスイングに要する時間を、体の動いた距離で割って出した数値だそうです。

正直言ってこの数字の信憑性までは微妙だと思いますが、多くのレッスンプロや研究者が、ヘッドスピードの源はシャフトの前倒し動作であると主張しています。当サイト管理人もその通りだと確信しているので、腕〜特に手首の動きがパワーの源であることは、疑いようのない事実だと思います。

ハンマー打法は、日本では90年代に上記書籍が発売された後に絶版になっており、あとは伝説の迷著?である「練習しないでシングルになれる 」シリーズのローハン・O・シェーマが、軽く内容を紹介している程度です。またワンプレーンのアドレスは、ゴルフスイングの常識から明らかに逸脱しているので、構えだけで周りから「とてつもなく格好悪い」と思われるという、致命的デメリットもあります。前述のモー・ノーマンのスイング動画を見て、この人が「伝説のボールストライカー」と呼ばれたゴルフの達人だとは、誰も想像がつかないでしょ?

シングルプレーンでスイングするプロゴルファー

日本ではハンマー打法を実戦するプロゴルファーや、教えているレッスンはほとんど見かけません。数少ない例が、ゴルフダイジェスト紙面等で有名な高松志門プロで、ハンマー打法にかなり近いスイングです。スイングプレーンがシャフトプレーンとほぼ一体で、体重移動が非常に大きい(志門プロは頭が一つ分位は左右に動く!)、最短距離でボールを叩くように振るという考え方なども、ハンマー打法と共通しています。

現役の若手プロでも、米国のブライソン・デシャンボーや堀川未来夢プロなどが、ほぼ完全なシングルプレーンスイングを武器に、トーナメントで活躍し始めています。二人ともハンマー打法の概念とは違い、ボディーターン中心のスイングですが、モーノーマンと同じように肘も手首も伸ばし切ったハンドアップなアドレスから振っています。

物理的に考えれば、シングルプレーンで振る方がミスする要素が減るので合理的です。ブライソン・デシャンボーは物理学専攻で自ら「ゴルフの科学者」と名乗り、アイアンを全て同じ長さ(37.5インチ)で統一するなど、ユニークな考え方の持ち主です。

デシャンボーや堀川未来夢が活躍していけば、シングルプレーンこそが合理的なスイングだという概念が広まり、ゴルフの歴史が変わるかも知れません。彼らの今後の活躍に注目ですね。

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