ゴルフ72のコツ
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原英莉花(はらえりか)プロのスイング動画

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原英莉花(はら・えりか)さんは、2018年7月にプロテストに合格した、期待の若手女子プロゴルファーです。173センチの長身で、日本人離れした豪快なスイングと、端正な顔立ち・スタイルとは裏腹のちょっと天然系なキャラクターが魅力で、人気も急上昇中です。

特にヘッドスピードは、日本の女子プロとしては既にトップレベルにあり、しかもまだ19歳(1999年生まれ)なので、伸びしろも大きいと思われます。将来、その飛距離を武器に世界で活躍する可能性が高い、原英莉花プロのスイングをスロー動画と共に解析してみます。

当稿執筆時(2018年8月)、原英莉花プロのLPGAツアーでの平均飛距離は252ヤード(5位)だそうです。しかしプロの試合で慣れていき、また19歳という伸びしろを考えれば、間違いなくレクシー・トンプソンら世界女子のトップレベル=平均飛距離270ヤード超の世界に到達できる逸材だと思います。

下記の動画を見て分かる通り、とにかく男子プロ顔負けの迫力あるスイングが魅力です。長身で身体のアクションが大きいタイプのスイングな事と、弾き音が高いミズノのクラブの効果もあって、実際のヘッドスピード以上に豪快に見えます。


※原英莉花プロのスイング動画(スロー)

原英莉花プロのスイングの特徴は、飛ばし屋らしい高いトップとシャットフェースから、ダウンでクラブが一旦背中側に下りるパッシブトルク的な動きが入ることです。長身なので、クラブヘッドの位置エネルギーを大きくできるメリットを、存分に生かした動きです。

★関連ページ;パッシブトルクとは?打ち方のコツとデメリット

シャフトがクロスしないレイドオフ気味なハイトップ、トップでフェースが空を向くシャットフェース、そこからパッシブトルクなダウンスイング・・・これらを長身の身体に詰め込んでぶっ飛ばす!これ、何処かで見たことがあるスイングだと思いませんか??

そう、世界ランク1位にもなり、米PGAツアー最強の飛ばし屋であるダスティン・ジョンソンのスイングそっくりなんです!原英莉花プロが将来、ツアーで活躍して有名になった時には「女版ダスティン・ジョンソン」と呼ばれるだろうと、当サイト管理人は予想しておきます(笑)。

ダスティン・ジョンソンとジャンボ尾崎の要素をミックス!

ちなみに原英莉花プロは、かの有名なジャンボ軍団に所属しています。ダウンスイングのヘッドスピードだけでなく、テイクバックも非常に速く上げる彼女の特徴は、ジャンボ尾崎の「飛ばしたかったら速く引け!」という理屈ともマッチしていますね。ダスティン・ジョンソンとジャンボ尾崎の要素をミックスしている訳ですから、飛ばない訳がないですね。

ジャンボ軍団には、クラフトマンやキャディーやトレーナーなど、ジャンボ尾崎の黄金時代を支えてきた百戦錬磨の職人達が揃っています。彼らのサポートを受けられる事も、原英莉花プロにとっては大きなメリットです。2018年には既にステップアップツアーで2勝しており、LPGAツアーでの優勝もそう遠くないはずです。

原英莉花プロのスイング動画と飛距離まとめ
・高いトップとシャットフェースから、パッシブトルクを使う
・テイクバックも師匠(ジャンボ尾崎)並に速い!
・女版ダスティン・ジョンソンとして活躍する日も近い?

当稿執筆時の2018年は、日本女子ゴルフ界最大のスター選手・宮里藍プロが引退を表明した年でもあります。日本の女子ツアーは、まだ下火とまでは言えませんが、優勝争いは常に韓国勢に席巻されており、新たなスター選手の登場が臨まれています。原英莉花プロには、日本女子ゴルフの人気を牽引していくだけのポテンシャルが間違いなくあるので、それを期待したいですね。

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