ゴルフ72のコツ
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ゴルフ宅急便の使い方と注意点

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ゴルフ宅急便は、キャディバッグをゴルフ場まで運ぶ宅配サービスで、クロネコヤマトが1984年に開始しました。このサービスの誕生で、電車やバス等でゴルフ場に行く事を可能にし、車を持たない人の参加や、プレー後にお酒を飲みたい人のニーズを満たし、日本のゴルフ市場の発展に大きく貢献しました。佐川や郵便局でも同様のサービスがあったりしますが、当サイト管理人がサービスの質が最も高いと思うクロネコヤマトに絞って、ゴルフ宅急便の使い方を解説します。

ゴルフ宅急便を利用するには、まずヤマト運輸に電話して、自宅までキャディーバッグを集配に来てもらいます。コンビニで頼んだり集配センターに持ち込んで申し込むことも可能ですが、家まで集配してもらう方が圧倒的に楽なのでおすすめです。

集配をお願いする際に、何枚か余分に伝票を欲しいと頼んでおけば、次回からはあらかじめ伝票を記入した状態で迎えられるので、集配手続きが素早くなって喜ばれます。

集配員が来たら、指定のカバーにキャディーバッグを包んで渡します。600円ほどかかりますが、破れなければ次回以降にも流用可能です。そして伝票に必要事項を記入して、料金を支払うだけです。往復便にしておけば、プレー終了の翌日以降に自宅に送り返されてきます。

ちなみに、クロネコのサイト上で伝票に記載されている番号を入力すれば、預けたバッグが現在どの集配施設まで運ばれているのかが分かります。ゴルフ場に着くのは前日の夕方以降で、それまでは(時間に余裕がある場合でも)中々配送施設から進まない事もありますが、心配しなくても大丈夫です。


クロネコのゴルフ宅急便専用カバー

ゴルフ宅急便の料金は、主に自宅からの距離で変動します。同一地域内(東京⇒千葉県、大阪⇒兵庫県など)のような近場のケースだと、往復宅急便を使えば約2600円となります(2017年春現在)。キャディバッグはほぼ全てが「120サイズ」というのに該当しますが、シューズケースや着替えなどのカバン等も送るのなら、別途料金が必要です。但しキャディバッグの重さは関係ないので、ゴルフボールはバッグに詰めて一緒に送るべきです。

なお、ゴルフ場に「宅急便で送ります」などと事前に電話連絡する必要はないです。ゴルフ場は宅急便のプレーヤーも、毎日必ず何人かは居ますし、対応も手慣れているので、任せておいて大丈夫です。当日は予約名簿の名前と照らし合わせて、先にカートに積み込んでくれています。往復便の場合は、ゴルフ場側でカバーや送り状などをバッグの中に収納するなど対応してくれているので、プレー終了後のスタート室(クラブハウス)で「宅急便でお願いします」と一声掛けておけばOKです。後はゴルフ場側で宅急便の受け渡し作業を代行してくれます。

集配はプレー2日前が期限なので注意

注意事項は、送るのはどんな近場でも2日前が期限であり、前日では間に合いません!例えば日曜日にプレーだとして、兵庫県宝塚市の自宅から同じ宝塚市内のゴルフ場に送る場合でも、金曜日の夜がタイムリミットなので、それまでに手続きを済ませておく必要があります。遠方だと配送に日数が必要な場合もあり、期限は3日前やそれ以前のケースもあるので、必ず事前確認すべきです。特に北海道・沖縄や離島などは、日数がかかる上に料金もかなり割高なので注意です。クロネコヤマトのサイト上で、現住所と送り先を入力すれば、期限や料金が確認できます。

他の注意点は、用具の破損です。アイアンは衝撃緩和材(いわゆるプチプチ袋)をヘッドカバー代わり付けてくれますが、ユーティリティやパターなども傷が付くのが嫌ならヘッドカバーを付けるべきです。そして、斜めに自立する「脚」が付いたタイプのキャディバッグは、宅急便で破損することが多いですから、ゴルフ場に着いたら真っ先に壊れていないか確認すべきです。

あとキャディバッグには必ず「名札」を付けておかないと、ゴルフ場でバッグをカートに載せる係の人が困ります。名前を彫ったネーミングプレートを付けておくのが一般的ですが、最悪でも手書きの名札を付けておくのがマナーです。

ゴルフ宅急便の使い方と注意点まとめ
・クロネコヤマトに「ゴルフ宅急便を使いたい」と電話で集配依頼する
・送ったら後はゴルフ場任せでOK(電話連絡などは不要)
・近場でもプレーの二日前が期限なので注意!

なお前述したように、シューズケースがキャディバッグ内に収まらなければ、別の荷物扱いになるので注意が必要です。このような事情から、これからキャディバッグを買う初心者はシューズケースが収納可能なタイプを購入する方が合理的です。バッグ自体が少し大型になりますが、たとえ宅急便を使わなくとも、シューズケースを別途持ち運ぶ手間が省けるのでお勧めです。

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