ゴルフ72のコツ
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正確なヘッドスピードを測る方法

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ゴルファーなら誰しもが気になるデータとして、スイングの速さ=ヘッドスピード(HS)があります。物理的な事が知らなくとも、クラブを早く振れるほど飛距離が伸びる事は、誰でも理解できるでしょう。このページでは、自分のヘッドスピード正確に測る方法を比較検証してみます。

ヘッドスピードを測る方法としては、以下の5つがあります。

1.ゴルフショップ併設の試打打席(ゴルフ5など)
2.打ちっ放し練習場の計測打席(REC CHECK GOLFなど)
3.シミュレーションゴルフの施設
4.簡易計測器(M-Tracerやユピテルなど)
5.プロゴルファーも使う本格的な計測器(SkyTrakやトラックマン等)

ゴルフショップに併設している鳥かご型の試打打席では、ヘッドスピードを測定できる器械も併設している場合が多いです。メリットは「試打」ゆえに、他の方法と違って無料で計測できること。逆に欠点としては、自分のクラブでは測れないことと、数字が水増しされているケースが多いことです。

特にゴルフ5の測定器は、ヘッドスピードの判定が恐ろしく甘い(速く表示される)という口コミが多いので注意が必要です。実際、当サイト管理人(ドライバーの平均HSが40台中盤)でも、ゴルフ5だと50m/s近く出ます。

客に気分よくなってもらい、クラブを買って貰うことが目的ですから、店側の動機は明白です。ゴルフ5の店員に「ぶっちゃげ、どの位水増ししてるの?」と聞いてみた事もありますが、曖昧な返答でごまかされました。よって厳密な水増し具合は分かりませんが、ゴルフ歴の長い友人やレッスンプロなど、様々な人の意見を総合すると『ゴルフ5の測定器はヘッドスピードが約10%ほど速く出る』という感じです。

次に打ちっ放し練習場などで設置されているREC CHECK GOLFなどの計測打席です。この測定器は、測るには別料金が必要(30分500円など)なタイプや、無料で打席に付いている場合など、練習場によって様々です。


ヘッドスピードや飛距離以外にも、ボールスピードやミート率も測れる。

当サイト管理人は結構色んな打ちっ放し練習場に行きましたが、REC CHECK GOLFの測定精度は、店によってまちまちでした。普段通りのヘッドスピードが計測される店もあれば、ゴルフ5並みに水増しされた数字が出るような所もありました。

他の方法として、最近では都心にも屋内でシミュレーションゴルフをプレーできるスクールやゴルフバーのような施設も増えています。それらのシミュレーション機械でもヘッドスピードが計測できますが、ゴルフ5と同様、お客さんに気持ちよくプレーして貰うために、かなり割増しされた数値が出るお店が多いです。

ゴルファー向けのSNSサイトなどでも、シミュレーションゴルフの数値は全くアテにならないという口コミが多く「ゴルフ5以上の水増しだ!」との声も少なくありません。当サイト管理人も、シミュレーションゴルフのHS判定が、最も甘いと思っています。

M-Tracerとトラックマンの比較

エプソンのM-Tracer などの簡易測定器を購入すれば、自分一人でも測ることができますし、打ちっ放し練習場に持ち込むことも可能です。M-Tracerは高い!と思う人には、1万円程度で購入できるユピテルなども売られています。当サイト管理人も、ユピテルのスイングトレーナーを購入して、いつも練習場やコースへ持っていってます。

このタイプの簡易測定器は、平均値を取れば結構正確なヘッドスピードが測れていると思います。というのは、ボールの飛距離も表示されるので、コースで打った時の実測値と比較してみて、かなり正確な数値が出ているからです。ですが「平均値」と但し書きしたのは、この手の簡易測定器はどの商品も、時々おかしな数値が出ることもあるからです。上ブレも下ブレもするので、何球も打った平均値なら正確な範囲に収束する、という感じです。


※ミート率が高く、HSが低く表示された、誤計測の一例。

最後に、プロゴルファーも使っている高性能な弾道測定器を使う方法です。このタイプの商品で最も有名なのが「トラックマン(TRACKMAN)」という機械で、デビッド・レッドベターなど世界的有名コーチも用いている一品です。

ユピテルなどの簡易測定器が、ヘッドスピードだけで飛距離などをアバウトに算出するのに対し、トラックマンは軍事技術に使われている高性能レーダーを利用して、ボールの打ち出し角度やスピン量まで正確に算出して飛距離を測っています。そのため、HSの数値の信憑性もトラックマンが最も高いです。但しトラックマンは200万円以上する代物なので、ゴルフメーカーの試打会などでも余りお目にかかれません。

一方で近年勢力を伸ばしているのが、トラックマンの10分の1程度の値段で、それに匹敵する精度を誇る「スカイトラック(SkyTrak)」という測定器です。こちらはボールの横に置き、インパクト前後を高性能カメラで撮影し、ヘッドスピードやボールの回転などを読み取るという仕組みです。一台26万円ほどなので、個人で購入することも可能な値段ですし、小型なので打ちっ放し練習場に持ち込む事も可能です。

試打会などでスカイトラックが使われていることも増えているので、見かけたらぜひ一度ヘッドスピードを比較してみて下さい。ゴルフ5やシミュレーションゴルフでしか測ったことの無い人なら、思っているよりも辛い数値が出てガッカリする可能性が高いでしょうけど、それが貴方の本当に正確なヘッドスピードです。

ちなみに、最近のゴルフトーナメント中継では、飛距離や弾道のトレースなどが表示される事もありますが、あれはティーグラウンドの側にトラックマンなどの高性能測定器を置いて計測している訳です。

ヘッドスピード測定時の注意点

以上、ヘッドスピードの計測方法とそれぞれの精度をまとめると・・・

1.ゴルフ5の計測機=10%程度速く出る
2.REC CHECK GOLF=店によりけり
3.室内シミュレーションゴルフ=店によるが10〜15%は速く出る
4.M-Tracerやユピテルなど=誤計測もあるが平均すれば概ね正確
5.スカイトラックやトラックマン=最も正確に計測できる

という事になります。アマチュアの男性ゴルファーなら、ドライバーでヘッドスピード45m/sが出れば中々の飛ばし屋ですが、ゴルフ5で45m/sが出ても、実際には40m/s出るかどうかというレベルです。初心者で自分の飛距離やヘッドスピードがよく分からない人は、上記の法則を理解していれば、試打などでおおよその見当は付けられます。

ちなみにアマチュアのヘッドスピード(ドライバー)は、男性なら40m/s、女性なら35m/sが一つの目安で、これを越えれば平均以上のゴルファーだと言えます。

またヘッドスピードは、クラブの長さ1インチ毎に1m/s変わるというのが定説です。現在市販されているドライバーはほとんどが45〜46インチで、7番アイアンは37インチが標準です。

従ってドライバーでHS45なら、7番アイアンのHSは36〜37程度が御の字で、40も出ることはあり得ません。またアイアンは番手毎に0.5インチ長さが変わるので、5番なら38インチ、9番なら36インチが標準的な長さとなり、ヘッドスピードも長さに比例して増減します。この法則も合わせて覚えておくと、どんな番手のクラブを試打しても、ドライバーと容易に比較できます。

注意点として、ヘッドスピードはクラブの重さによって変わってきます。普段、初心者用の軽量アイアンを振っている人が、上級者用のスチールシャフト(ダイナミックゴールド等)のアイアンを振ると、重すぎて普段のスピードが出せないです。

もう一つの注意点はシャフトの固さです。一般的には、XやSなどの固いシャフトは元々ヘッドスピードが速い人が振らないと、しなりがつかえずに速く振れません。パワーの無い人は無理せずRシャフト、場合によってはレディース用のLシャフトの方が、速く振りやすいはずです。

計測時の試打クラブは、自分のスペックに合ったクラブを選ぶことも、ヘッドスピードを正確に測る上で重要です。一般的に多くのアマチュアゴルファーは、自分の能力を過大評価し、見栄を張りすぎな傾向があります。アマチュアゴルファーは「吾唯知足((われただたるをしる))」の精神が必要だと思いますね。

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